【はじめに】脛骨の脆弱性骨折症例は散見される.今回,比較的まれである脆弱性脛骨骨幹部骨折の症例を経験したので報告する.【症例】慢性腎臓病が既往にある84歳女性.特に誘因なく右下腿の疼痛・発赤・腫脹が生じ前医を受診.蜂窩織炎として加療されるが,CT検査の結果,脛骨骨幹部骨折と診断され当科紹介.髄内釘による観血的骨接合術を行った.骨密度低値,亜鉛・ビタミンD欠乏があり,術後より薬物治療を開始した.【考察】慢性腎臓病がベースにありミネラルバランスが崩れたことによる骨質の低下が骨折の原因の1つであると考えられる.特に血清亜鉛値は49μg/dLと低値であり,術後より活性型ビタミンD3製剤と亜鉛製剤を開始した.【結語】慢性腎臓病など高齢者続発性骨粗鬆症においてはまれではあるが,外傷起因のない下腿部痛に対しては脆弱性骨折を念頭に置く必要がある.
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幸太 三輪谷
賢治 馬場
忍 有田
Orthopedics & Traumatology
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三輪谷 et al. (Wed,) studied this question.
synapsesocial.com/papers/69eb0899553a5433e34b3806 — DOI: https://doi.org/10.5035/nishiseisai.75.26