近年,記録的な豪雪が各地で頻発し,交通機能の麻痺や社会的影響が問題となっている.本研究では,大雪時の交通問題とその対応の変遷を整理するとともに,国立高等専門学校における通学マネジメントの実態を把握することを目的としている.道路管理者は,従来の「通行維持」を前提とした対応から,「人命最優先・滞留回避」を重視した事前規制型の対応へと転換している.一方で,国立高専における休校基準は「気象警報」「交通機関」「柔軟判断」の3つのタイプに分類でき,特に気象警報を基準とするケースが多数を占めた.また,一部ではオンライン授業への切替も行われていた.道路管理者の大雪対応は事前対応型へと変化している.一方で,国立高専では気象条件にもとづく運用が中心であり,地域や各校の特性を踏まえながら,社会情勢に対応した通学マネジメントのあり方を検討する必要があると考えられる.
Saika et al. (Tue,) studied this question.