オープンサイエンス実践(プレプリント、オープンアクセス、マテリアル・データ共有など)によって、誰もが論文にアクセスし、研究で用いられたマテリアルを確認・利用したり、再解析や二次解析が可能になる。マテリアルの共有は行われるようになってきたが、共有されている質問紙のラインセンスが不明であったり、行動課題のプログラムが異なる環境で動作しなかったり、どのように行動課題を用いたデータ収集をするのか不明だったり、解析コードが動作しなかったりする問題は度々生じる。研究で使ったマテリアルを共有するだけでは不十分なことは明らかであり、効果的なマテリアル共有のための道筋を模索するべく、本シンポジウムを企画した。本シンポジウムでは、国里愛彦が問題の整理と解析コードを含む複雑な数理モデルの共有について、水野景子がオンライン実験などの研究者不在の状況における参加者への適切な研究説明・教示について、佐藤秀樹が質問紙の共有と取り組んでいるhitopプロジェクトについて話題提供を行う。そして、シビックテックやoss開発の観点から武貞真未による指定討論とフロアを交えた総合討論を行う。
Kunisato et al. (Wed,) studied this question.