本論文は、石川県白山市の日本海沿岸部にて、50 年間にわたり飛来塩分の影響を受けてきたプレテンションⅰ桁橋からコアを採取し、塩化物イオン濃度分布や、実体顕微鏡、偏光顕微鏡および電子顕微鏡にて岩石学的なアプローチを含めコンクリートの劣化状況を詳細に分析した。その結果、コンクリートには中性化、塩害、アルカリシリカ反応による複合劣化が進行していることや、pc 鋼より線にすき間腐食が進行していることを明らかにした。さらに、コンクリートの複合劣化の関連性を検討するとともに、pc 鋼より線に発生したすき間腐食に関して2、3の考察を行った。
NOMURA et al. (Mon,) studied this question.