当施設で外視鏡導入後の髄内腫瘍30例(神経膠腫10例,転移性脳腫瘍17例,脳悪性リンパ腫3例)で5ala・nbi・icgの有用性を術者の目視で定性評価した.5alaは悪性神経膠腫で強い蛍光を示し顕微鏡と同等,icgは血流評価に有用.nbiはあまり有用性が得られなかったが,低悪性度神経膠腫の脳表観察において,正常脳実質との境界を診断するのに有用となる可能性が示唆された.転移性脳腫瘍において,白色光に比べnbiは腫瘍本体と周囲白質との識別に有用である可能性が示唆された.なお易出血性腫瘍ではnbiは出血により黒色となってしまい,識別は非常に困難であった.しかしながら脳腫瘍摘出術における新たな蛍光診断の方法として,nbiは新規の蛍光診断の方法になりうる可能性を秘めている.
Higuchi et al. (Thu,) studied this question.