近年,宇宙関連企業による加速器ビーム利用が急増している。過酷な宇宙放射線環境に耐えうる半導体デバイスの選別・開発には,宇宙環境を模擬した加速器試験が必須だからだ。殊に重イオンビーム試験の場合,半導体中のエネルギー損失量(LET値)が大きい為,ビーム1発でエラーが発生するSingle Event効果が問題視されている。理研では,原子核実験には馴染みが無い企業でも容易に試験が出来る環境を整え,加速器技術の宇宙産業利用を推進している。その背景や,照射試験環境整備,宇宙用半導体試験の最近の動向について解説する。
Atsushi Yoshida (Thu,) studied this question.