水素注入や貴金属注入などの腐食環境緩和技術は応力腐食割れ対策に有効である一方,再循環系ステンレス鋼配管のコバルト60付着量増加による線量率上昇や,原子炉冷却材浄化系 (Cuw) 炭素鋼配管の減肉といった副次影響が確認されている。本稿では,これら副次影響と対策の検討状況について述べる。ステンレス鋼配管の線量率上昇対策は,亜鉛注入が国外で広く適用されている。炭素鋼配管の減肉対策は,給水系で実績がある酸素注入がcuwでも有効との評価を得ているほか,炭素鋼中のクロム不純物や,亜鉛注入による減肉抑制効果も報告されている。
Ohashi et al. (Thu,) studied this question.