本研究では,同種造血幹細胞移植(以降移植)を受けた壮年期患者の原動力を明らかにすることより,苦悩を抱えながらも治療継続の意欲が維持できるようにするための看護を検討することを目的とした。2020年4月~2023年3月に移植を受けた壮年期患者8名を対象に半構造化面接を実施し,質的帰納的分析を実施した。研究対象者は男性4名,女性4名の平均年齢49歳であった。移植を受けた壮年期患者の原動力として,【治療結果をより良いものにするために専念する】【周りから自分は救われていると考える】【日々の時間が負荷にならない方向にもっていく】【病気を治すというビジョンを持ち続ける】が抽出された。これより,主体的に治すための治療である見解を一貫して持ち続けられるように支援しつつ,移植に伴う負荷を軽減できるように支援することが重要であると推察できた。
森元 et al. (Thu,) studied this question.