日常的に実施されている地域清掃活動では,刈り取られた草や葉などはその都度収集され,焼却場で焼却処分されている.一方,それらをそのまま放置した場合,時間の経過に伴って微生物による発酵が進み,条件によっては温室効果の高いメタンが生成される.このメタンはバイオガス発電の燃料に用いることが可能であり,日常的な地域清掃活動を活用することで,人的コストを最小限に抑えたバイオガス発電事業を実現できる.本研究は,住民参加型バイオガス発電事業の実現に向け,清掃ボランティア活動の参加率と影響要因を明らかにするため,愛知県在住の住民を対象にアンケート調査を実施し,参加率推計モデルを構築した.その結果,移動時間と年間活動時間は参加確率を低下させ,一方で謝礼金額と行政支出削減率は参加確率を高めることが確認された.
FUJITA et al. (2025) studied this question.