令和和2年7月豪雨により球磨川流域では甚大な被害を受けた.しかし,大規模な建物被害とその被害状況及び氾濫流との関係は明らかではない.そこで,Google Earth Proの衛星画像と防災ヘリの氾濫後の被害建物の画像を活用するリモートセンシングの手法を用いて広域に数千棟の被害分析を実施した.また建物占有率,高解像度地形データによる氾濫シミュレーションの精度を検証し,人吉市内の全壊建物1719棟を対象に,支川の越流状況,3つの被害区分と浸水深及び流速との関連性を分析した.その結果,高解像度地形データは氾濫シミュレーションの推定精度を向上させ,支川山田川からの越流状況をより正確に再現し,建物占有率の考慮は氾濫シミュレーション結果に大きく影響したことが明らかになった.
NAKATA et al. (Thu,) studied this question.