【目的】踵骨前方突起骨折の5例を経験したので報告する.【症例】症例1.55歳女性.Degan分類Ⅰの右踵骨前方突起骨折を認め,6週間の内外反の制限を行った.症例2.65歳女性.Degan分類Ⅰの左踵骨前方突起骨折を認め,suture anchorで骨接合術を施行した.術後6週間の内外反制限を行った.症例3.33歳男性.8か月前に転倒し,Degan分類Ⅲの右踵骨前方突起骨折偽関節を認め,骨片摘出術を施行した.術後6週間の内外反の制限を行った.症例4.69歳女性.Degan分類Ⅰの踵骨前方突起骨折を認め,6週間の内外反の制限を行った.症例5.75歳女性.Degan分類Ⅲの踵骨前方突起骨折を認め,6週間の内外反の制限を行った.【考察・まとめ】踵骨突起前方突起骨折の5例を経験し,保存的治療および観血的治療を行い,良好な成績が得られた.本骨折は見逃されやすい骨折であり,初期に正確な診断を行うことができれば治療は容易である.診療に際しては本骨折の認識が重要であると考える.
熊谷 et al. (Wed,) studied this question.