高圧噴射撹拌工法は,地中で液体の固化材料等を高速で噴射し,土と混合撹拌して固結体を造成する地盤改良工法である。噴射するセメントスラリーで地盤の切削と混合撹拌を行う必要があるため,機械撹拌工法に比べ注入量(≒排泥量)が多くなる。この課題に対し,著者らは開発した高圧噴射撹拌用の流動化剤と低注入率化によって,砂質土地盤を対象に原位置施工実験を実施し,排泥量を従来比で30%程度削減できる可能性を既往論文1)において報告した。本研究は,砂質土に比べ低注入率化に伴い排泥の閉塞や土塊残留のリスクが高い粘性土地盤をターゲットに,既流動化剤への助剤の併用,粘土塊を低減する噴射仕様の検討等を行い,原位置施工実験において施工性,施工品質を維持しながら従来仕様より排泥量を20%程度削減できる低排泥型高圧噴射撹拌工法の可能性を示した。
Taya et al. (Sun,) studied this question.