豪雨による出水が懸念される工事では,24時間程度先までの水位や流量を予測することが安全管理上重要となる.著者らはニューラルネットワークにより24時間先の水位や流量を予測する手法を検討している.課題として,観測値が少ない場合に学習データ不足が発生し,予測が困難となる点がある.本研究では,ニューラルネットワークによるダムへの流入量予測について,集水域や流入の特性が対象のダムと類似するダムを選定して,学習データに用いる方法を考案し,有効性を検証した.その結果,予測値は実測値と同様の変動を示し,流入イベント時のNash-Sutcliffe係数が0.7以上となった.また予測精度に影響する要因として,予測ダムの流入特性と異なるダムデータが学習データに含まれることが示唆された.
OHNO et al. (Thu,) studied this question.