背景.肺内リンパ節転移が診断の契機となった胃癌症例は極めて稀である.症例.77歳男性.2年間の経過で増大傾向を示す左上葉肺癌疑いの病変に対して手術を行った.術中に淡黄色の胸水を認めたが肉眼的に播種を疑う病変はなかったため,積極的縮小手術としてロボット支援下に左肺上葉S1+2区域切除(#12,#13リンパ節サンプリング)を施行した.最終診断は左上葉肺癌(微少浸潤性腺癌,pT1miN0M0,pStage IA1)であった.一方,#13リンパ節および胸水に印環細胞癌を伴う腺癌の組織像を認め,別病変からの転移が示唆された.22年前に他院にて早期胃癌(印環細胞癌を伴う低分化腺癌)の手術歴があり,術後の上部消化管内視鏡で残胃に多発扁平隆起病変を認め,生検で印環細胞癌と診断された.術後のFDG-PET/CTでは右胸膜,右肺門部リンパ節,残胃および腹部傍大動脈リンパ節にFDG集積を認めた.結語.肺癌以外の癌が肺転移を伴わずに肺内リンパ節に転移することは極めて稀である.本症例の肺内リンパ節転移の機序としては逆行性リンパ行性転移の可能性が高いと考えている.
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Saito et al. (Fri,) studied this question.
synapsesocial.com/papers/69a287b00a974eb0d3c03a29 — DOI: https://doi.org/10.2482/haigan.66.26
Kenichi Saito
Toshihiro Osaki
Shinji Shinohara
Haigan
Kokura Memorial Hospital
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