本研究は,感温液晶を用いた表面温度計測法の計測精度の向上方法について述べたものである.感温液晶を用いた表面温度計測法では,感温液晶シートの局所的な色むらや表面上の傷が温度計測精度に大きな影響を与える.そこで本研究では,温度計測精度の向上のため,温度計測対象物の表面に貼付した感温液晶シートからの散乱光強度を温度に変換する前に、これらの誤差要因を画像前処理で除去することを試みた.その結果,温度計測精度は向上し,温度計測の不確かさも±0.1 ℃以内になった.さらに、温度分布のある対象物に対して温度計測を行った結果,従来の方法では不可避的に現れた温度分布のアーティファクトが消失し,より正確な温度分布を得ることができた.
Toriyama et al. (Wed,) studied this question.