6 V (vs. Mg2+/Mg)以上の高い反応電位を有する,黒鉛へのアニオン挿入脱離反応をマグネシウム金属二次電池の正極として利用すべく,アニオン挿入脱離反応の詳細について研究を行った.電解液の塩濃度が比較的低い場合はアニオンが受ける相互作用が小さいため,反応の活性化障壁は電極側に支配される一方,相互作用が強くなる濃厚溶液では,活性化障壁は電解液側に移動することが明らかとなった.金属Mg負極の反応が可能な電解液系でのアニオン挿入脱離反応を達成すべく,濃厚溶液の配位状態を維持した希釈電解液を用い,平均電位3.5 V (vs. Mg2+/Mg)の放電曲線を得た.
Fumihiro Sagane (Wed,) studied this question.