2022年に5-アミノレブリン酸(5-amibolevlinic acid: 5-ALA)の添付文書が改定され,5-ALAとタラポルフィンナトリウム(talaporfin sodium: TS)の併用が可能となった.これによって5-ALAを使った光線力学診断(photodynamic diagnosis: PDD)による摘出率の改善に加えて,TSをつかった光線力学的療法(photodynamic therapy: PDT)による殺細胞効果によって予後改善が期待される.一方で5-ALAとTSには光線過敏症をはじめ,肝機能異常や低血圧などの注意すべき有害事象が存在する.本稿では5-ALAとTS併用の際に注意すべき有害事象とその対策について検討する.また我々は再発悪性神経膠腫に対して5-ALA-PDDとTS-PDTを併用した手術に行っているが,TSと同様の遮光管理で光線過敏症は増加せずその他の有害事象も重篤なものはなかった.5-ALA-PDDとTS-PDTの併用は安全に行える手法である.
Kohzuki et al. (Thu,) studied this question.