本研究では、高炉スラグ微粉末を高含有したコンクリートの温度解析の精度向上を目的に、4種類の高炉スラグ微粉末を使用して実施した断熱温度上昇試験結果を基に温度解析を行い、発熱特性の違いが構造物の温度解析に及ぼす影響について検討した。その結果、断熱温度上昇量と各配(調)合から求めた推定値を比較した場合、各推定式にはそれぞれ精度が高い区間と低い区間が存在し、推定式に改善の余地あることが明らかとなった。また、発熱特性が構造物の温度解析に及ぼす影響は、全体的な傾向として、壁厚が厚くなるほど大きくなった。その程度は、断熱温度上昇量の推定誤差とおおむね同様の傾向が見られた。
KAWANO et al. (Mon,) studied this question.