小児の装具療法では,成人とは異なり成長の要素を加味して装具療法をすすめていく必要がある.脳性麻痺や二分脊椎などの神経疾患では筋力,筋緊張,姿勢,立位,歩行など運動機能のレベルに合わせて,目的とする装具を選択する.歩行が困難な場合には,関節拘縮や変形,側弯などの二次的合併症の防止が主な目的となる.歩行不能でも幼児期における立位装具の導入は上肢や認知面の発達に有利となる.また,歩行が可能な場合は歩行能力の向上やエネルギー効率を考慮して短下肢装具などを導入する.脊椎変形は大きな問題であるが,体幹装具の適応には限界があり,手術療法も考慮する.
Futoshi Wada (Wed,) studied this question.