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歯周疾患患者に対するブラッシング指導の際に, 電動歯ブラシを使用することが歯周疾患の改善に効果があるかどうかについて検討する目的で, 手用歯ブラシを用いたブラッシング指導による効果との比較を行った。対象は予防歯科来院患者のうち, 歯肉炎ないし中等度歯周炎と診断された患者36名とした。被験者を無作為に2群に分け, 手用歯ブラシまたはインタープラーク ® (I P) を用いてブラッシング指導を行い, その後4週間にわたり指導を受けた歯ブラシを用いて家庭でブラッシングを行わせた。手用歯ブラシによるブラッシング指導は, 術者が患者の全顎をブラッシングする方法 (術者磨き) によって行った。また, IPを用いての指導では, 毛束が正しく当たっているかどうかを術者が確認しながら, 患者自身がIPを使って全顎のブラッシングを行った。いずれの指導の場合にも, 歯間部のプラークコントロールを重点的に行った。その結果, 手用歯ブラシによる指導およびIPによる指導のどちらの場合にも, 患者は口腔内の爽快感を体験することができ, ブラッシングの動機づけにつながることが示された。またブラッシング指導後4週間にわたって家庭でブラッシングを継続した結果, 手用歯ブラシの場合にもIPの場合にも, 歯周疾患の臨床症状の改善が認められた。またPCRの値は, IPを使用した場合にのみ有意 (p<0.05) に減少した。以上の結果から, 歯周疾患患者のブラッシング指導にIPを使用することは, 歯周炎の改善や患者の動機づけにおいて手用歯ブラシによるブラッシング指導と同等の効果があることが示された。
Morishita et al. (Mon,) studied this question.