再犯防止推進計画に沿って司法と福祉を架橋する取組などが進められている。これまでにおいては,多くを占める男性受刑者の課題に焦点を当てた処遇・福祉との連携に重点が置かれ,女性の生きづらさやニーズへの対応が十分になされてはこなかった。女性の再犯防止のためには,女性特有の保護要因や犯因性ニーズを特定し,家族などの人間関係の調整や支援を重点的に図り,刑務所段階から,出所後の地域生活定着に関わる支援を検討・活用し,就労支援にとどまらない包括的なケアサービスの利用を強化する必要があると考えられる。話題提供者らには,女性の再犯防止のための矯正施設や更生保護施設を対象とした調査研究から見出された知見について報告をいただくとともに,実際に女性の再犯防止活動に取り組まれている実務の観点から,犯罪を行った女性の生きづらさを克服するための関わりの現状と課題について報告いただく。研究と実務のそれぞれの観点からの指定討論を通して,女性の再犯防止のために司法と福祉はどう連携していくのが効果的なのかについてフロアの皆様と議論を行いたい。
Watanabe et al. (Wed,) studied this question.
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