STEMI患者における特定の幹細胞集団の早期動員は、保存されたLVEFと正の相関があり、NT-proBNPおよび壊死マーカーとは負の相関があり、心筋回復における潜在的な役割を示唆している。
目的: 本研究の目的は、急性心筋梗塞(AMI)患者における末梢血に動員されたCD34(+), CD117(+), c-met(+), CXCR4(+)幹細胞の数と左心室駆出分画(LVEF)、NT-proBNPレベル、および心筋壊死マーカーとの相関を評価することであった。方法と結果: STEMIの患者43名が登録された。幹細胞の数はフローサイトメトリーで測定し、NT-proBNP、SDF-1、G-CSF、VEGF、IL-6、HGFの濃度はELISAキットを用いて測定した。幹細胞の早期動員数は40%だった。入院時および24時間後のCXCR4(+)細胞数は、それぞれの心筋トロポニンIレベルと負の相関があった(r=-0.37; P=0.029およびr=-0.45, P=0.02)およびCK-MBの最大活性(r=-0.37; P=0.021)。造血因子のレベルとLVEFとの間には有意な相関は見られなかった。結論: STEMIにおけるCD34(+), CD117(+), CXCR4(+), c-met(+)幹細胞の末梢血への早期動員はLVEFと正の相関があり、NT-proBNPレベルおよび心筋壊死マーカーとは負の相関がある。
Wojakowski et al. (2005)はこの問題を研究した。