3d 都市データ,3dビデオゲーム,氾濫解析を組み合わせ,体験型の防災教育ツールを開発した.本ツールは,児童生徒がゲーム感覚で楽しみながら,浸水危険度,川の増水と浸水の関連性,治水事業の意義や効果を直感的に学習することを目的としている.小中学校で本ツールの教育効果を検証した結果,防災意識に関する5つの質問項目すべてにおいて,統計的に有意な意識の向上が認められた.学年間の効果差はq2(水質や自然環境の関心に関する質問),学年間の水準差はq4(洪水に対する危機感に関する質問)に存在した.q5(環境影響に対して築堤事業を優先する度合いに関する質問)については,中学生にのみに効果がみられた.以上,q5を除き,本ツールは学年を問わず防災教育効果を有することが示された.
ONO et al. (Thu,) studied this question.