本研究は洪水流量観測に関して表面流速係数の平面分布の特徴と測線配置が観測値に与える影響を定量的に評価することが目的である.最初に3次元乱流計算を実施し,計測結果との整合を確認した上で,3次元流速分布を得た.その上で3次元流速分布を整理した結果,表面流速係数は橋脚の間で0.90を超える箇所が存在し,その範囲が流下方向に伝播してその分布を特徴付けることが示されるとともに,今回の分析範囲では全体的に0.85 < α < 0.90の範囲で分布した.さらに,測線配置が流量値に与える影響を分析するために浮子観測と電波式流速計測による疑似流量観測を実施し,橋脚後流による低流速を適切な測線区分幅で考慮する必要性を定量的に示した.
KUDO et al. (Thu,) studied this question.