降水量の高精度予測は水害被害の軽減に不可欠な技術である.現代の気象予測では物理法則に基づく数値予報手法が用いられているが,降水量予測の精度向上には計算資源の制約などの限界がある.本研究では深層学習手法を用いることで従来の数値予報手法よりも高精度な降水量予測を行うための技術開発を目的とする.具体的には,深層学習モデルであるSwin-Unetに気象庁のメソスケール数値予報モデル(MSM)の解析値を入力として,MSMの降水予報値,解析雨量を推論させる二つの実験を行った.その結果,MSMの降水予報値については降雨域を高精度に推論可能であることが示された.また解析雨量に対する推論においても,RMSEや閾値10mm/3hでの捕捉率・空振り率・スレットスコアにおいてMSMを上回る予測精度を示した.
Miyazawa et al. (Thu,) studied this question.