河川堤防の維持管理業務の一つである除草のコストは維持管理費の多くの割合を占めており,堤防の植生繁茂を抑制する必要がある.植生の生育の阻害を目的とした固化材を混入した覆土材の開発が行われているものの,この覆土材の耐侵食性は張芝された場合と比較されていない.本研究では,固化材の混入量が覆土材の耐侵食性に与える影響を明らかにすることを目的とした越流実験を実施した.芝の耐侵食性を評価する既往手法や国土交通省の定める目安と比較した結果,固化材が150kg/m3以上配合されている覆土材であれば,芝と比較して耐侵食性が同等以上であり,覆土材としての利用が可能であるが,100kg/m3の配合では芝よりも耐侵食性が劣る可能性を否定できず,張芝の代わりとしては耐侵食性が不十分であることが明らかとなった.
Kawaragi et al. (Thu,) studied this question.