本研究では,自己組織化マップと解析雨量データを用いて九州地方で発生する線状降水帯の気象場との関係性や特性についての分析を行った.その結果,九州地方では東シナ海からの湿潤な空気が流入するような気象場のグループにおいて線状降水帯発生数が多いことが分かった.また,線状降水帯発生数上位 3グループはそれぞれに特徴的な気象パターンを持ち,それぞれ九州南部,九州西側全域,九州北部に線状降水帯が発生しやすい気象場である.2024年6月21日に鹿児島県で線状降水帯が発生した日時を対象に,gsmとmsmから得られる予測気象場をsomで診断した結果,ともに九州南部で線状降水帯が発生するグループであることが診断された.
HIRONAKA et al. (Thu,) studied this question.