目的:非閉塞性腸間膜虚血症(non-occlusive mesenteric ischemia;以下,NOMIと略記)は腸間膜の主要血管の閉塞を伴わない急性腸間膜虚血症として定義される.今回,我々は我が国でのNOMIという用語の使用状況を検討した.方法:PubMedでは「mesenteric ischemia」をタイトルに含むものを対象とし,使用されている形容詞および筆頭著者の所属組織のある国を確認した.医学中央雑誌では「非閉塞性腸間膜虚血」をタイトルに含むものを対象とし,検査・治療内容を確認した.結果:PubMedでは「non-occlusiveもしくはnonocclusive」のみ日本が最多だった.医学中央雑誌では症例報告の26症例中5例で造影CTも血管造影検査も腸管切除も行われていなかった.結語:日本においてNOMIは他国と比べ別の概念として使用されている可能性がある.
Inada et al. (Thu,) studied this question.