本研究は、全国的な調査の一環として、岩手県における町屋の残存概況ならびに棟向きと外観特性の分布を明らかにすることを目的とする。主な結果は以下のとおりである。 1)現存棟数および町屋密度の上位10集落のうち、5集落は、これまで町並みを紹介した既往文献において言及されていない集落であった。2)73集落を対象とした調査の結果、55集落において竪屋および複合形の建築が卓越していることが明らかとなった。以上より、岩手県の町家は、妻入形式を主体とする点に特徴があると言える。
Yu et al. (Mon,) studied this question.