Adolescent and Young Adult(AYA)世代の白血病寛解導入療法後に侵襲性肺アスペルギルス症(IPA)を併発し,外科的治療で診断確定・病巣制御と地固め療法再開を可能とした症例を報告する.症例は19歳男性.T細胞性急性リンパ性白血病に対する寛解導入療法後,骨髄回復期に炎症反応の上昇と胸部CTで真菌感染症を疑う陰影を認めた.IPAを疑い抗真菌薬を投与するも改善せず,感染悪化による化学療法遅延回避のため,診断確定と病巣切除を目的に臨床診断後15日目に胸腔鏡下右上葉切除術と右下葉部分切除術を施行.術後6日目に中葉の含気不良で再手術(胸腔鏡下中葉固定術)を要したが,その後は良好に経過し,術後13日目より地固め療法を開始した.病理ではアスペルギルス属菌に矛盾しない所見であった.AYA世代の白血病におけるIPAの外科的治療には十分なコンセンサスに乏しいが,有用な選択肢となりうる.
Takeda et al. (Sat,) studied this question.