本研究では,土砂化したコンクリートのひび割れ性状と力学的特性の関係を明らかにすることを目的として,撤去された4橋のrc床版から採取したコアを対象に,デジタル画像相関法を適用した圧縮載荷試験から力学的特性を評価し,蛍光エポキシ樹脂含浸により観察されたひび割れ性状と同一領域で対応付けて検討した.その結果,ひび割れの種類によって圧縮載荷時の閉合挙動が異なり,局所的なひずみ集中の程度が変化することを明らかにした.特に水平方向のひび割れは,圧縮載荷の初期段階においてひび割れが閉じやすく,静弾性係数の低下や残留ひずみの増加といった力学的特性の変化に最も顕著な影響を及ぼした.さらに,土砂化に至るまでのコンクリートの劣化状態を定量的に評価する指標として,静弾性係数と残留ひずみの関係から閾値を示した.
Ozawa et al. (2026) studied this question.
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