症例は外傷性頭蓋内出血を併発した重症頭部外傷で出血増大を予測するleakage signが陽性であった. ICPセンサー留置後のCTで脳挫傷部の出血増大を認めた. この時点から平温体温管理下でバルビツレート療法 (Step-Down法) を開始した. すみやかにICPは低下しCPPは上昇した. 挫傷部の出血増大抑制目的で厳重な血圧管理を行った. 低めの血圧管理を行ったがCPPは維持でき出血は増大せずバルビツレート療法の副作用も認めなかった. Step-Down法は入院早期から予防的な導入が可能で従来法と比べ副作用の危険性が少なく, また急性期に限定した低めの血圧管理により出血増大を予防できる可能性が示唆された.
Satake et al. (Wed,) studied this question.