近年、コンクリートを用いた蓄電技術に関する研究が急速に増加している。そこで、はじめに既往の研究をレビューし、蓄電材料の選定とスーパーキャパシタの作製手法に関する評価を行った。次に、既往の研究を参考に実験的検討を行った。セメントペーストにカーボンブラック (CB) を添加し、人工海水を用いることで一般的なセメントペーストと比較して静電容量と電気抵抗の改善が確認された。特に、NaCl濃度10%とCB10%の組合せで最大の静電容量が得られた。さらに、充放電試験により、充電した電気でLED の点灯が可能であり、キャパシタを三層構造とすることで放電時間が延長することも分かっ た。以上より、コンクリートによる蓄電は実現可能性があると考えられた。
Shoji et al. (Mon,) studied this question.