ジャイロライトを用いて中性子小角散乱-重水吸着同時測定を実施し、吸着に伴う層間構造の動的変化をナノスケールで明らかにした。吸着初期には準安定構造(d=20.3Å)が観測され、吸着の進行に伴い安定構造(d=22.1Å)へと転移することが確認された。この転移は、D2Oの吸着に伴うCa2+八面体の 再構築および層間秩序の回復を示唆している。一方、既報のトバモライトとの散乱長密度コントラストの挙動に差異が認められた。これらの知見は、ジャイロライトおよびトバモライトがC-S-H構造の吸着応答を理解するための有効なモデル物質であることを示している。
Takagi et al. (Mon,) studied this question.