本稿は,中学校・高等学校の地理の授業において,地理的技能を高め,地理的事象についてより主体的に考察し,深い理解を促すための「景観」に関する教材に焦点をあて,学習者と授業者の視点を融合させた効果的な「地理景観教材」の開発を行うことを研究の目的とした。ジオフォト(地理景観写真)を生徒が自由に撮影し,何をどのような角度から撮影するか分析を行った。また,教師が撮影したジオフォトについて,もっともテーマにふさわしいものはどれか選択させ,結果について分析を行った。角度では,見上げる,水平,見下ろすの3 つに分類し,ジオフォトの多くは俯瞰で見下ろす角度が多く選択されたが,生徒は対象物をどのように説明すると最も伝わりやすいかを考えて選択を行っており,その都度使い分けていることが分かった。
省吾 番匠谷 (2025) studied this question.