症例は34歳時に交通外傷により,多発肋骨骨折,脾損傷,右側頭骨骨折などを受傷した男性.脾損傷の評価目的に複数回造影computed tomography(CT)を施行したが,嘔気が出現したためヨード過敏症と診断された.交通外傷受傷5年後に複視を契機にMRIを撮影したところ,右中脳に脳梗塞を認めた.その後も脳梗塞を繰り返したため,ガドリニウム造影剤を用いた脳血管造影検査を施行したところ,左椎骨に解離性動脈瘤が認められた.交通外傷後には遅発性に神経症状が出現することがあり,また,ヨード過敏症の症例でもガドリニウム造影剤を用いることで診断の一助とすることができる.
Nakayasu et al. (Thu,) studied this question.