背景:人工股関節全置換術(THA)後の脱臼は再置換の主要因であり,近年は脊椎骨盤アライメント評価とHip-Spine Classificationが脱臼予測・インプラント設置に有用とされるが,欧米人を対象とした分類であり日本人での妥当性は不明である.方法:2024年5月以降に当院で初回THAを施行した143例を対象に,術前立位・座位X線より脊椎骨盤アライメントを評価しHip-Spine Classificationで分類,米国報告と比較した.結果:分布は1A 39%,1B 11%,2A 32%,2B 18%であり,米国と比べ2Aが少なく2Bが多かった.考察:骨格や生活習慣の違いが影響している可能性があり,分類に基づくcup設置角度の適用には慎重な検討が必要と考えられた.
古賀 et al. (Wed,) studied this question.