【目的】腫瘍用人工関節置換術は悪性骨軟部腫瘍の手術において一般的な再建方法だが,術後の局所再発の評価に難渋することがある.【方法】2014年から2024年の期間に,原発性悪性骨軟部腫瘍に対して腫瘍用人工関節置換術を併施した手術が行われた後,局所再発した症例を検討した.【結果】12例中2例に局所再発を認めた(16.7%).1例目は77歳女性,大腿部骨外性粘液型軟骨肉腫,大腿骨全置換術後.術後1448日時点で局所再発を診断したが,後方視的にはその4か月前のctで病変を指摘可能だった.2例目は74歳女性,大腿骨遠位骨未分化多形肉腫,大腿骨遠端置換術後.術後358日時点で局所再発を診断したが,後方視的にはその4か月前のctで病変を指摘可能だった.【結論】腫瘍用人工関節を使用した手術においても,一定の頻度で局所再発は発生しうる.局所の理学所見や画像について,注意深く評価する必要がある.
福島 et al. (Wed,) studied this question.