[はじめに]私自身が考える腫瘍用人工関節置換術における注意点を紹介させて頂きます.[注意点]1)大腿骨ステムアライメント.腫瘍用人工関節の大腿骨ステムを大腿骨軸に沿った方向に正しく挿入することでステムの長期生存が得られた.2)セメントプラグ.セメントプラグを用いずにセメント固定すると,ステム周囲に十分なセメントが注入されず固定性が不良となり早期に緩みを生じる.プラグの挿入位置が最狭部を超える場合,キルシュナーワイヤーを用いてセメントプラグを一時固定しセメントを注入している.3)セメント腫瘍用人工膝関節置換術後の膝の屈曲は120度以下に留める.膝関節を120度以上屈曲するとステムが骨内で回旋し早期にステムの緩みを生じる.[まとめ]術者によって腫瘍用人工関節置換術における注意点は様々だと思われる.各々が考える注意点を持ち寄り議論することは非常に貴重な機会であると考え私の“問題点”をご紹介させていただきます.
富田 et al. (Wed,) studied this question.