Investigates latent infections in loquat leaves and flowers, highlighting pathogen variability in fruit rot.
長崎県においてPestalotiopsis属菌によるビワの果実腐敗が問題になっている.伝染源を明らかにするために無病徴の葉および花から本属菌を分離した.分離菌52菌株のビワの果実と葉に対する病原性を調査した結果,葉由来の分離菌10菌株と花由来の分離菌40菌株のうち19菌株が果実にのみ病原性を示した.また残りの14菌株は果実と葉に,2菌株は葉にのみ病原性を示し,5菌株は果実と葉に病原性を示さなかった.葉に対する病原性試験のみ実施した葉由来の分離菌2菌株も葉に病原性を示さなかった.これらの分離菌に既報のビワ分離菌を加えて分子系統解析を行った結果,3つのグループのPestalotiopsis属菌がビワの葉,花,腐敗果実に存在していることが明らかになった.一方で,菌株によって果実や葉に対する病原性の有無に一貫性がないことから,本属の分離菌の病原性は系統を反映しないことが明らかになった.また,複数の系統がビワの果実腐敗に関与しているものの,分離菌の分生子の形態が分子系統を反映していなかったため,種の同定に至らず,いずれもPestalotiopsis sp.に留めた.本研究によって果実に病原性を示す菌株は花だけではなく無病徴の葉にも潜在感染していることが明らかになった.
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Harada et al. (2026) studied this question.
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