Assesses the implementation of team-based care in gastroenterology, indicating disparities based on facility size.
【目的】消化器外科におけるチーム医療(診療科内の「チーム制」および看護師等を含む「多職種によるチーム」)の導入実態と課題を把握し,働き方改革推進に資する示唆を得ることを目的にアンケート調査を行った.【方法】2025年3月4日時点の日本消化器外科学会認定施設の指導責任者921名を対象に,無記名Webアンケート(Googleフォーム)を実施した(2025年3月5日~4月15日).設問は全34項目で,用語定義を付した.解析はカイ二乗検定を用い,有意水準は5%未満とした.【結果】299名から回答を得て回答率は32.4%であった.入院診療で「チーム制」を導入している施設は160施設(54%)で,スタッフ数が多い施設(P<0.001)および病床数が多い施設(P<0.001)ほど導入率が高かった.一方,外来診療は主治医制が267施設(89%)と大半を占め,チーム制は27施設(9%)であった.チーム制推進のためのカルテ記載統一は導入済52施設(17%)にとどまった.時間外の完全オンコール制の導入は233施設(78%)で,スタッフ数別および病床数別に差を認めなかった.「多職種周術期管理チーム」を有する施設は28施設(9%)にとどまり,チームがない施設ではスタッフ数が少ない施設の割合が有意に高かった(P<0.001).タスクシフト/タスクシェアは導入済105施設(35%),導入中64施設(21%),導入検討中59施設(20%)で,導入を試みている施設は合計228施設(76%)であった.タスクシフト/タスクシェアはスタッフ数が少ない施設(P=0.005)および病床数が少ない施設(P=0.019)で導入率が低かった.【結語】消化器外科におけるチーム医療は重要性が認識されている一方,人的資源や施設規模の制約により導入状況に施設間格差が存在した.制度的支援,役割・責任の明確化,教育体制整備,情報共有の標準化等を組み合わせ,施設規模に応じた実装可能なモデルを整備することが重要である.
No takes yet. Share an insight, caveat, or question.
松本 et al. (2026) studied this question.
Synapse has enriched 5 closely related papers on similar clinical questions. Consider them for comparative context: