認知症の人に対するadvance care planning(ACP)は他の疾患同様に本人らしい人生の最終段階における医療・ケアを実現するために必要なプロセスである.一方で,認知症という将来自らが意思決定を下すことが困難になる事が想定される疾病であり,しかもその経過が長く,その病状の過程に関して不確実性を兼ね備えているという特徴は認知症の人へのACPの取り組みにブレーキを掛ける要因ともなっている.逆にその不確実性があるからこそACPを実施する意義も存在するともいえる.本稿では今までの諸外国から報告されている認知症の人に対するACPの取り組みに関しての複数の報告をレビューし,その特徴,文化・習慣による影響,効果,促進または阻害因子,推奨事項などを提示し,今後の認知症の人に対するACPの取り組みが推進されることを目指した.
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Kuzuya et al. (2023) studied this question.
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