Osmoregulated periplasmic glucans(OPG)は,プロテオバクテリア門を中心に様々な微生物が生物間相互作用に関わる因子としてペリプラズムや細胞外に合成する糖鎖である.これらの多くはβ-1,2-グルカンを共通の主鎖とする一方でその詳細な構造は多様性に富んでおり,その合成に関わる酵素群の多くは未同定であった.本総説ではOPGの合成酵素ファミリーとして筆者らが発見したGH186のうち,ユニークな反応経路が提唱された反転型エンドβ-1,2-グルカナーゼであるEcOpgD(大腸菌由来GH186)と,反転型transglycosylaseであるXccOpgD(Xanthomonas campestris pv. campestris由来GH186)に関して機能と構造の両面で紹介する.特にGHにおいて極めて稀な反転型transglycosylaseがどのような経緯で見つかったのかを紹介し,また,なぜその反応が可能であるのかについて反転型β-1,2-グルカナーゼであるGH162との比較も踏まえて考察する.
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Motouchi et al. (2025) studied this question.
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