F-およびNa+によるイオン交換,トリエチルアルミニウム(TEA)および1-ブタノール,ブチルアミン,酪酸などC4の極性有機化合物との表面反応など種々の方法により,α-率よびγ-酸化鉄(III)の表面ヒドロキシル基の定量を行なった。この結果,F-およびNa+によるイオン交換量は水溶液のpHの増加につれ,それぞれいちじるしぐ減少または増加し,中性塩基性,中性酸性の表面ヒドロキシル基のみを測定していることが明らかにされた。一方,TEAを用いる方法は全表面ヒドロキシル基を知る上に適することが認められたが,この場合自由水分を十分除去することが必須である。さらに,極性有機物との反応による場合,TEAによる値の70%程度の値が得られた。一般にγ-酸化鉄はα-酸化鉄にぐらべ反応活性にとみ,TEAや極性有機化合物との反応の場合,酸化そのほかの副反応を起こす。この結果,これらの反応により表面ヒドロキシル基量を正確に求めることは困難である。
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MATSUDA et al. (1986) studied this question.