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中村T、長谷川-中村K、佐古田K、松山T、野口K。ヒト歯肉線維芽細胞におけるインターロイキン-1β誘発インターロイキン-6産生におけるアンギオテンシンII型1受容体の関与。欧州口腔科学雑誌 2011; 119: 345–351。© 2011 欧州口腔科学雑誌 レニン-アンギオテンシン系は、歯周炎などの炎症プロセスに関与していると考えられている。しかし、その正確な役割はまだ不明である。したがって、本研究では、炎症を有するヒト歯肉組織におけるアンギオテンシンII型1受容体(AT1R)の発現を調査し、培養したヒト歯肉線維芽細胞(HGF)におけるインターロイキン-1β(IL-1β)誘発インターロイキン-6(IL-6)産生におけるAT1Rの関与の可能性も研究した。免疫組織化学染色により、炎症細胞と線維芽細胞様細胞がAT1R陽性であることが明らかになった。しかし、健康な歯肉組織では、AT1R染色は非常に弱かった。IL-1βで刺激された後、HGFにおけるAT1R mRNAとAT1R蛋白質のレベルは増加した。AT1R遺伝子サイレンシングHGFにおけるIL-1β誘発IL-6 mRNAおよびIL-6蛋白質のレベルは、対照HGFと比較して有意に減少した。このデータは、AT1RがIL-1β誘発IL-6産生を調節することにより歯肉の炎症の調節に関与している可能性があることを示唆している。
中村ら(Fri)はこの問題を研究した。