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タンパク質を効果的に分離するために, 塩添加による, 分配系の疎水性HFおよびタンパク質の表面疎水性HFSの変化を検討した.分配系の疎水性変化は, 本研究で用いたPEG/Dex系もPEG/塩系も, 塩添加によって, 疎水性は同様に変化し, HFとΔPEGの間にはいずれの系でも相関関係が成立した.アミノ酸, ペプチド, タンパク質の疎水性も塩添加によって増大する.しかし, 塩添加により, アミノ酸の疎水性の絶対値は変化するが, Glycineを基準とする相対値は, 塩の有無にかからず一定である.したがって, 塩の有無, および系の種類にかかわらず, Tanfordが定義したアミノ酸の疎水性との相関から, 分配系の疎水性HFを決定できる.また, タンパク質の表面疎水性は, 分子量が大きいほど疎水性変化が大きく, これは塩添加による水のエントロピー変化によって説明できる.さらに, タンパク質間で疎水性および分子量に差があるとき, 塩効果を用いてタンパク質の分離が促進されることを示した.
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Kuboi et al. (1991) studied this question.