症例は53歳,男性.意識障害と右片麻痺で発症した.脳血管撮影で左中大脳動脈M1部閉塞と診断した.閉塞部にマイクロカテーテルを挿入して,ウロキナーゼ48万単位を注入した.M2のうちinferior trunkが再開通し,さらに中大脳動脈分岐部にpouch様の所見を認めた.追跡血管写で閉塞部は再開通しており,分岐部のpouch様の所見は脳動脈瘤と診断した.この動脈瘤に対して根治術を施行したところ,術中所見は嚢状の真性動脈瘤であった.血栓溶解療法に際しては,閉塞部に脳動脈瘤が合併している可能性も考慮に入れておくべきである.
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Nomura et al. (2002) studied this question.