過放牧による砂漠化が問題となっている中国内蒙古自治区奈曼を事例として, 禁牧年数の異なる砂地草原での調査をもとに, 植生及び土壌の変化を地形条件との関連で把握したうえで, 放牧管理による植生・土壌回復プロセスの立地間差異について検討した。本研究の結果, 植生分布およびその動態は, 地形条件と関連した土壌特性あるいは水分条件の差異に規定されることが示唆された。植生および土壌の回復速度も地形条件によって異なり, 砂丘下部や平沙地では禁牧後速やかに回復へ向かうのに対し, 砂丘中~ 上部では, 20年程度の期間を要することがわかった。以上の結果に基づき, 地形タイプごとに持続的土地利用のあり方について検討した。
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Ohkuro et al. (1997) studied this question.
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