核剤のボリプロビレン (PP) に対する造核活性を明らかにするため, 摩砕により非晶化の進行した安息香酸ヒドロキシアルミニウム (AlB) を調整し, AlBの結晶性と造核活性の関係について検討した. その結果, AlBの結晶は微細な葉状の結晶で長径は約50nmであった. 結晶は層状構造からなり, 層間によるX線回折強度が低下すると, 造核活性は急激に低下した. 電子顕微鏡観察によるPPの微細組織も, 摩砕したAlBを混入した試料では異なる形態を示した. また造核活性が温度依存性を示すことから, 造核活性は層状構造の関係した吸着に起因するものと考えられた.
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Kiyoshi Ikeda (1987) studied this question.