従来の免疫学的便潜血反応の欠点を克服するために,抗体感作ラテックス凝集試薬を作製し,凝集反応による免疫学的便潜血反応を行った.最低ヘモグロビン検出濃度は,ヘモグロビン溶液で50ng/ml,糞便1g中では1μgであった.臨床的に大腸癌30例では,28例(93.3%)で陽性であり,同時に行ったOuchterlony法の陽性20例(66,7%)に比べ有意(p<0.05)に高い値であった.また顕出血を認めない非消化管疾患40例では,2例(5.0%)でのみ陽性となった.本法は化学的便潜血反応のみならず,従来の免疫学的方法に比べても,特異性,感度に優れ,さらに簡便で短時間に多量の検体を処理可能であり,大腸癌集検のスクリーニング法として有効であると考えられた.
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Takeshita et al. (1985) studied this question.
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